葡萄唐草文

好きなゲーム、アニメ、漫画について語ってます。

ペルソナ3の感想とかいろいろpart10 (12月3日~12月31日)

 敵と戦ったわけではないけれど、S.E.E.Sの精神的疲労度はどの満月の時よりも大きかったことでしょう。物語が大きく加速する12月をやっていきます。

 

 12月3日、コミュ活動も授業もゲーム内では行われず、夜になります。どれほどこのイベントが重いかがよく分かります。

 訊きたいことが山ほどあるS.E.E.S、プレイユーザーに応えるように綾時は質問に淀みなく、けれど辛そうに応答します。

 美鶴「”母なるもの”とはなんだ?復活するとどうなる?」

 綾時「”母なるもの”の名はニュクス。この星に”死”なるものを授けた僕らシャドウの母たる存在だよ」

 

 

 「目覚めれば…星は純粋な死に満たされて、全ての命は消え失せる…

 

 

 (´・ω・)

 (^-^;

( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)

 

 

 …正確には全人類が影人間と化してしまうらしいです。

 これが「滅び」 幾月や美鶴の祖父が引き起こそうとしていたものの正体です。

 「防ぐ方法とかあるんでしょ?」と尋ねるゆかりに綾時は沈黙で答えます。

 ゆ「まさか…確定ってこと!?」

 綾「そうさ…鐘が鳴ったのを聴いたろう…あの時、全ては決したんだ*1

 綾時は死の宣告者。彼の存在そのものが滅びの確約なのです。それを聞き誰もが言葉を失います。

 滅びの確約。全人類の影人間化はもはや防げない。

 涙のムードメーカー順平は「み、みんな何ビビっちゃってるわけ?ニュクスだかなんだか、そんなん倒しちゃえばいいジャン!」と言います。励ましか、虚勢か、現実逃避か…。

 しかし鬼の綾時は「それは無理だ…。ニュクスの前では力の大小なんて問題ではない」と否定。ニュクスを倒すことは死なない命や時を止めるのと同じ次元の話である、と。ヘブンズタイム!

 シャドウである綾時がなぜ人の姿をして、人の感情を持っているかというと、彼が結城理の中に居たことの恩恵であるらしいです。それのお陰でもあり、結城理だけは綾時を殺すことができます。

 彼を殺してもニュクス到来は防げませんが、影時間に関する記憶はS.E.E.Sの元から消え去るので、来たる滅びに向けて怯えながら過ごすことだけは避けれます。

 滅びの訪れは一瞬だから、何も知らずに迎えるなら苦しまずに済む、と言います。けど実際は禍々しいニュクスが空に浮かんでいる様子を見て、阿鼻叫喚でしたけどね笑

 綾時は、大晦日にまた寮に来るのでそれまでに考えといてねー、と彼は扉へ向かい、消えます。まるで初めからいなかったかのように。その様子はファルロスのようだと結城理は思います。

 唯一与えられた選択肢すら死に方の選択という無残な仕打ち。さすがのメガテン、容赦のないシナリオでペルソナ3ユーザーを苦しめます。

 

 

 影時間に関する記憶が消えるというのを少し真面目に考えてみましょうか。みんな同じ寮に住んでいるということは戦いがなくとも認知ぐらいはしているのでしょう。しかし、学年の垣根を超えるような親交を築くことはないのでしょうね。そしてクラスの壁も。

 よって、結城理、順平、ゆかりの仲はそこまで変わらず*2、神社で交流のあった天田とも普通でしょう。コロマルも、まあ戦える犬が普通の犬になっただけでしょうね笑

 しかし、真田と美鶴、風花とは文字通り友好度がリセットされると思います。S.E.E.Sがあるから先輩とも接し、学園がタルタロスになったから風花救出作戦も勃発したのですから。

 風花との記憶が消えるなんて、そんなことあってはならない。絶対にだ!!!

 

 

 そしてここからS.E.E.Sは塞ぎに塞ぎまくります。夜のラウンジは意気消沈としているしコミュ活動も行えません。あたぼーよ…。

 

 

 12月10日、寮のラウンジに集合。これからどうするかを話し合うS.E.E.S

 ゆかりは既に落ち着きを取り戻した様子。こういう時に女子ってのは立ち直りが早いもんですね。

 真田は、逃げる気は無い、と断言。美鶴は、苦しいよりは楽な方が良い。だがそれで彼を殺すのも気に入らない、と。

 S.E.E.S全体の意見としては綾時には何もしない、とのこと。

 押し黙る順平にいつもの軽いノリで接するゆかりは静かに切れられ、そして

 「死ぬって話だぞ!怖いに決まってんだろ!?みんなも何ごりっぱなこと言ってんだよ!”絶対死ぬ”って意味、考えたんかよ!!」

 これが普通の人間なんだけど、周りの流れに逆らう存在はたいていダメポジなのがつらい。園崎魅音も人殺しをしないのに梨花ちゃまから臆病と言われているしね(お前はひぐらしの例えばっかか)

 順平の言葉に黙るメンバー。順平は結城理にも突っかかります。

 「大体、お前の…せいじゃんか…。そんなエライもん抱えながら気づきもしないでさ…。」気づいてはいなくともコミュニティは築いています。

 「お前が育てちまったんだろ!お前のせいみたいなもんじゃねぇか!」いいえアイギスのせいです。

 いいか順平、怖いのはみんな同じなんだ。頭で考えたって解決しない事態に心を揺り動かされている時点でお前は人間としてまだまだなんだぞ?(S.E.E.Sメンバーの総意)

 落ち着きを取り戻した順平はゆかりと結城理に謝罪。そして、こういう半端な集まりは大晦日までなし、まだ時間はあるからそれまでよく考えろ、という結論になりました。

 

 

 そしてここから、ゆかり美鶴、天田真田、風花順平の組み合わせでニュクス討伐に向けての意志を固める会話イベントが発生していくようになります。

 しかしまあ序盤のぎこちない関係が嘘のようなゆかみつ具合で(´・ω・) ゆかりが正ヒロインだと思っていた時期が懐かしいものです(笑)

 

 

 天田&真田の克服イベはあの路地裏で行われます。どんな相手だろうと目を背けない、まずはこの目で見てやる…と意志を固める二人。ストレガとの因縁もあるし、背負うものが多いですね…。

 

 

 

 12月24日、終末を目前にしているにも拘らず女性陣と一夜を共にする

 なんでしょう、結城理は大神一郎と同じ属性なのか、どんなに女性キャラとイチャコラしていても嫉妬心と言うものが微塵も湧いてこないんですよね(笑)いや、二次元のキャラに嫉妬するような人間なんて存在しないか?

 

 

 

 12月27日、チドリが絵を描いていたポートアイランド駅前で風花と会う順平。風花は関係が良くなかった両親とも最近は会うようになった模様。風花のおうち事情は特に展開がなかったなと思っていたら、ちゃんとテキストは存在してたんですねえ。こういうのに気付いた時、記事を書いてて良かったなと感じますね(*'ω'*)

 それにしても、「チドリがいなかったら今頃俺は生きていない」 あまりにもその通り過ぎて(^-^;

 

 

  12月30日、ようやく修理が完了したアイギスが戻ってきます。

 10年前に結城理にしたことを悔やむアイギス。そして、「この先みんなが苦しみ続けるなんて耐えられないから綾時くんを殺してください」とお願いします。命を持たないアイギスには、簡単に命を投げ出そうとしているS.E.E.Sが理解できないのです。

 「対シャドウ兵器」なのに綾時に敗れたことから、アイギスは自身の存在価値に疑問を感じてしまいます。

 

 ここからS.E.E.Sがアイギスを励ましていく展開になるのですが…泣ける。

 ペルソナ3のシナリオ班は非常に優秀でして、全セリフコピペしたいくらいです( ;∀;)

 そして、アイギスのペルソナが覚醒。S.E.E.Sアンカーですね。

 

 覚醒したペルソナ、アテナが強いこと強いこと(゚∀゚)バフスキルを一通り覚えるのにサマリカームまで使える優秀ちゃん。真田とアイギスに、物理の順平か魔法の美鶴、がテンプレになるでしょう。

 

 

 

 12月31日、大晦日、もとい決断の日です。

 プレイヤーに選択権はあるのですが、S.E.E.Sは全員やる気満々。ここで綾時を殺す選択なんてできっこないです('Д')

 

 約束通り寮へやってきた綾時。彼は結城理の部屋で決断を迫ります。

 

 綾「僕を殺せば、影時間に関する記憶は消え去り、”滅び”の時まで苦しまずに、普通の高校生として過ごせる」

 

 綾「でも僕を生かせば、避けられない死に怯え続けてその日を迎えることになる」

 苦痛の生か、安息の死か…(高荷恵)

 

 一度目の選択で「殺さない」を選ぶと、彼が人間の姿から”デス”へと変貌します。実際のイラストはペルソナのタナトスまんまなんですが。

 

 僕は人間ではない、同情などいらない。

 

 記憶なんて曖昧なもの。欠けたってすぐにそれが新しい現実になる。

 

 ニュクスと対峙することが本当にみんなにとっての幸せなのか?

 

 しかし、結城理(ユーザー)の気持ちは変わらないことを知ると綾時は諦め、ニュクスに会う方法を教えにラウンジへと戻ります。

 

 ニュクスが現れる場所、それはタルタロスの屋上。

 2010年1月31日、それはタルタロスにニュクスが降りる日。タルタロスとはニュクスにとって目印となる建物、だからこそ”滅びの塔”という呼び名がついていたのです。

 

 

 「よいお年を」

 

 すべてを伝えた綾時はそう言い残し、人間の姿のまま彼らと別れます。人間の綾時と会うのはこれが最後となるのでした…。

 

 ニュクス討伐に向けて決意を固めるS.E.E.S 愚者コミュはMAXになり、新たに審判コミュが発生。最高潮のまま新年を迎えていきます。

 

 

 

 

 さて、綾時を殺す選択をしたらどうなるのか?うろ覚えの記憶で記載していきます。

 

 

 殺した瞬間、記憶という記憶がまるで消しゴムで消されていくかのように無くなっていきます。そして、月日は流れ3月5日。卒業式へと向かう結城理、ゆかり、順平。

 この一年間何もなかったなあとぼやく順平。木陰で彼らを見つめるアイギス。しかし3人とも彼女のことを全く思い出せず…。クラスメートだったことすらなかったことにされている模様。

 「対シャドウ兵器」はシャドウの記憶が失せた彼らにとって全くの無価値なものへとなってしまいました。

 そして、卒業式。生徒会長美鶴の、父親の死を交えた感動的なスピーチを聞いてる傍らで会話をする3人。BADENDルートにも拘らず意外とセリフが多い。内容は”滅び”から逃げたユーザーを励ますような内容。

 そして卒業式が終わった後はカラオケに行くことを決める三人。*3…以上です。

 

 

 さすがに”滅び”の描写はありませんでしたが、あの後ニュクスが来訪すると思うと中々に後味は悪い。それでもニュクスに立ち向かったルートのENDの方が万倍後味が悪いです。

 ペルソナ3は間違いなく神ゲーですが、ラストに向かうまでの展開やラストシーンはガチでユーザーの心にずしりと重石を落としていきます。それも一生取れないレベルの。

 

 綾時が何度も言っていた「苦しむ姿を見たくない」はS.E.E.Sに向けた発言でしたが、結局一番苦しむことになるのは我々プレイヤーだったんです。

 

grapelife.hatenablog.com

 結末の救われなさに苦しんでいるブログ主を見たい方は上の記事から…(;´Д`)

*1:前々回の記事参照」 

*2:記憶を消す選択肢のEDではこの三人(少しアイギス)しか登場しません

*3:このことから通称カラオケEND