葡萄唐草文

好きなゲーム、アニメ、漫画について語ってます。

旧ひぐらし視聴勢が『ひぐらし業~鬼騙し編~』を見た…

 秋アニメの一つ『ひぐらしのなく頃に業』

 

 一話時点ではただの鬼隠しのリメイクだったらしく、Twitterの公式が発表していた作画を見ても「イマイチ」であったため、私は視聴していませんでした。

 

 

 しかし、二話時点で羽入が登場、二話が終了しても富竹時報が無い、と鬼隠しとは違った展開が始まりTwitterも大騒ぎ。そっぽを向いていた旧ひぐらし勢が一斉に振り返り始めました。

 

 私も例外ではなく、ある程度の情報を入れて四話から視聴を開始しました。

 四話時点でこんなのほほんとした雰囲気は「鬼隠し」では無いものでした。ここから人が死ぬ展開なんて想像できず、「鬼騙し編は旧ひぐらしの出題編とは違って四話以降も続く」と私は予想しました。

 

 見事に騙されました(笑)はいタイトル回収

 

 相変わらず謎を残しまくったまま風呂敷をたたみやがってよぉ…。しかしこれこそ出題編の醍醐味。血が騒ぐじゃねぇか…(゚∀゚)

 ここから、「鬼騙し編」の表向きシナリオを踏まえつつ、疑問点を挙げたり考察をしていこうかなと思います。

 *旧ひぐらしのネタバレを多分に含む記事となります。というか旧ひぐらし勢に向けた記事になる。

 

レナは本当にL5発症者なのか?

 鬼騙し編四話の圭一とレナをざっくり説明すると、「鬼隠し√だと察した梨花ちゃんが、(鬼隠しにおいての)暴走の発端である圭一に助言をして圭一を正しい方向へと導いた。しかし鬼騙しではレナが本当にL5を発症しており、梨花ちゃんの言葉を信じた圭一はレナに重傷を負わされてしまう。しかしレナは圭一の反撃により死亡する」

 

 さて、L5発症者のレナに襲われた圭一が重傷で済み、レナは圭一の目覚まし時計で殴打と言うささやかな反撃で死亡。おかしいと思いませんか?

 

 見た人なら嫌でも印象に残っているでしょう。圭一はすさまじい勢いでレナに腹部を刺されています。あれで死なないのはどう見ても不自然。伊藤誠はお腹を五回、背中を一回刺されて死亡しているというのに!

 

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 しかも目覚まし時計で殴られているレナは全くひるんでいる様子がなかったのに、場面が暗転した後は二人ともぶっ倒れているでやんの。もはやギャグシーンですよ。

 

 ご都合主義と解釈すればそれで終わりですが、出題編と言うことで一歩踏み込んだ考察をします。

 

 圭一ハウスで起こっていた出来事はL5を発症していた圭一の幻覚。 

 

 具体的に説明すると、蹂躙していたのはレナではなく圭一。目覚まし反撃は圭一ではなくレナによるもの。

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 顔の包帯は実際に、顔に傷をつけられたのでしょう。しかし首のコルセットは?

 あの場面で首にダメージを負っている描写はありません。ではなぜ?

 

 L5患者は首を掻きむしって死に至ります。圭一が病院に搬送される際に首を掻いていたとしたら、それを防ぐためにコルセットが巻かれた。これなら病室でのナースのセリフ「首がかゆくなったりしませんか?」もしっくりきます。おそらくこの発言でレナを虐殺したのを思い出して急速に症状が悪化したのかもしれませんね。

 

 しかし、レナがL5まで症状が進行していないとは思いません。その理由に、病院での魅音のセリフにあります。

 

 「圭ちゃんだけでも生きてよかったよ」

 

 圭一が一方的にレナを殺した場合、この発言は不適切です。

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レナが拷問器具を用意するシーン

 被害現場にあった、レナが用意した拷問器具や刃物から、大石や魅音の中では「レナが圭一を殺そうとし、圭一は正当防衛の下でレナを殺めてしまった」という解釈が広がっているのだと思います。

 

 まとめると「L5レナは圭一を殺すために圭一ハウスを訪れたが、同じくL5患者の圭一に逆に殺されてしまった」のではないでしょうか…?

 本編では健常者圭一のせめてもの抵抗でレナを殺したことになっていますが、実際はL5圭一の過剰防衛だったということです。

 

 

梨花&沙都子の死

 

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画面が暗い!

 本編の尺が残り数分のところで明かされた、梨花ちゃんと沙都子の死。さあ誰が何のために殺したのでしょうか。

 

 梨花ちゃんの死と言えば鷹野三四です。しかし今回は神社の境内で梨花ちゃんのお腹を裂く儀礼は行われていません。梨花ちゃんハウスで内臓が露出することなく死んでいます。

 つまり、少なくとも梨花ちゃんを殺した犯人は鷹野ではないことが分かります。では一体だれが?

 

  沙都子がL5を発症して梨花を殺した可能性は無いでしょう。学校ではピンピンしていたし鉄平が十中八九レナに殺されていることからも、発症するフラグが存在しません。では梨花ちゃんが沙都子を殺したのかと言うと、それはもっとあり得ないですよね。世界をやり直すなら自分が死ぬだけで良いんですから。

 作中で二人を殺す人物、それは園崎詩音

 既存のキャラが犯人だとしたら最も有力な人物は詩音だと思っています。とはいえ理由があるわけでもなく単なる消去法です(笑)

 鬼隠し編では詩音は一切登場せず、鬼騙し編でもそれは共通でした。でもどこかで魅音と入れ替わっている可能性は否定できず…。と言うか出題編なのに魅音が無事な結末があまりにも不気味すぎる!

 

 

「鬼隠し」とあまりに異なる大人たち

 冒頭でも述べたように、ひぐらし名物の富竹時報が鬼騙し編では発生していません。そして、物語の一応の黒幕、鷹野も失踪して消息不明のまま鬼騙し編は終わってしまいました。さらにさらに、入江診療所も謎の改装工事が行われており、入江も姿が見当たりませんでした。

 うーん。改装工事ねぇ。ただの改装なら物語に組み込む必要は無いですし、もしかしたら入江機関の解体が行われていたのかもしれません。だとしたら悟史はどうなる…。

  • 富竹が鷹野の手によりL5を発症させられていない。そして失踪。
  • 鷹野がガチ失踪。(梨花の腹裂きも行われていないため暗躍の可能性も薄い?)
  • 入江診療所の改装。(解体の可能性も)

 「滅菌作戦」に携わる大人たちがことごとく鬼隠しとは異なる動きを見せています。これは鷹野の目的や方法が変わったというより、別の黒幕が登場している説が浮上しています、私の中で。

 

 

 以上になります。いやあ、令和になってリアタイでひぐらしの考察や推理ができるとは。

 見る前は「作画がダメ」と思い込んでいましたが、正確には「怯えるシーンが迫力に欠ける」のかなあと思いました。まあグロ描写は満足できましたし…まあ。

 個人的には、アニメでもゲームでも不幸続きの魅音が救われて欲しいなあ…と。不気味とは書きましたが、鬼騙し編で魅音が無事ならそれに越したことはないです。被害者ポジションから脱出してくれるならL5になってくれても私は一向に構わんッ。

 

 しっかし、優位に立つためには人殺しに手を染めないといけない世界って道徳観の欠片もないですこと…(;^ω^)