葡萄唐草文

好きなゲーム、アニメ、漫画について語ってます。

ダンガンロンパ2 感想 ネタバレ

 相も変わらず自粛自粛でうざったいですが、ここ数日はダンガンロンパ2に熱中していたので少しは有意義なニート生活を送れていたと思います。

 前作がかなりの出来だったので、第二作目である今作には期待する反面、前作を越えることができるのか、少し不安でもありました。

 そんな、様々な感情を交えながらも本編シナリオを無事クリアしてきたので、個人的な感想評価点問題点願望欲望妄想…をネタバレ全開で記事にしていきます。pixivやアニオタwikiは、ネタバレ規制により大して中身のない記事ばっかでしょうが、この記事は物語の中核にもガンガン触れていくのでよろしく。

 ダンパ2をクリアしたてで情緒がグチャグチャな状態なので、何言ってんだこいつ…と思うような箇所があるかもしれません。ご容赦。

 

 

プロローグ

 今作の主人公である江戸川コナン日向創は、希望ヶ峰学園に入学が決まりウキウキ気分でしたが、門の前で記憶の混濁が発生し、気がつくと見知らぬ15人の生徒と共に教室にいるのでした。いつものやつ。

 目を引くのがやはり肥大化した十神白夜でしょう。声も性格も前作通りで、本人と認めざるを得ない…。あと狛枝凪斗も、前作主人公の苗木誠と明らかに関係があるような雰囲気。

    こまえだなぎと→なえぎまこと だ。どちらも声優は緒方恵美さん。どちらも超高校級の幸運。やや似ている容姿。ここまで共通点が揃っておいて、無関係なわけ無いよなぁ!

 謎の生物タラちゃんウサミが現れ、突如として教室はジャバウォック島と呼ばれる南国へと変化。ここで今から修学旅行をしてもらうことになった16人の生徒。前作にも増して展開が急であります。

 特に悪いことが起きるでもないので、それなりに南国を満喫するクラスメート。そして始まるOP映像。あれ?タイトルが違うような…。

 順応できずにいた日向創も遂に折れ、海でキャッキャウフフしようとした瞬間、暗雲。おなじみの黒いドラえもんことモノクマが登場します。ウサミをしばき倒し、モノミに改造した挙句、楽園生活ではなくコロシアイ生活を送るよう超高校級のクラスメートに命令。楽しい修学旅行は一気にモノクマの土俵になってしまいました。

 

 

チャプター1

 まさかの犠牲者第一号は十神白夜。前作のコロシアイ学園生活を生き延びた人間がこうもあっさり死んでよいのかーーー!?

 そして犯人は狛枝凪斗、まさかのチャプター1で無印キャラが全滅…とはならず。狛枝はあくまで未遂に終わりました。いきさつは、パーティー会場で停電になった瞬間、テーブルの下に仕込んでいたナイフを狛枝が取り出そうとしたけれど十神に阻止される。しかし十神は床下に潜んでいた花村輝々によって刺殺される、というもの。

 狛枝は、絶望に打ち勝つ絶対的な希望が見たいがために、人殺しをして学級裁判を引き起こそうとしたのです。常識人ポジと思っていた彼は、ずば抜けたマジキチだったのだ。旧館で狛枝のたくらみを聞いた花村は、実は彼を止めるために今回の事件を引き起こしただけだったのです。しかし、花村は病気がちの母親のためにも一刻も早く故郷へ帰らないといけなく、怪我させる程度だったはずが殺しに手を染めてしまう。そんな彼の殺意に十神白夜は巻き込まれてしまったというわけです。

 

 これがチャプター1の密度でしょうか(笑) 無印ではとっておきだった記憶喪失がこんな最序盤で明かされたことにも驚きです。今作にはもっとどえらい真実が隠されているということですね。

 

 

チャプター2

 馴れ合いを良しとしない九頭龍冬彦くん。無印の十神枠でしょう。

 毎度おなじみモノクマの動機提供。今回は”トワイライトシンドローム殺人事件”というアーケードゲームの設置というよく分からないもの。ゲーム内の事件は全てノンフィクションとのこと。それにしてもいくらパロディ祭りとはいえここまでド直球なのは流石にびっくり。

 謎の動機には目もくれず、女性陣はビーチで遊ぶ計画を立てていました。それを聞きつけた左右田和一は、偶然を装って彼女らと合流しようと企む。日向くんを道連れに(笑)

 舞台が南国だからかセクシャル方面で開放感がある本作でもここは目玉シーンです。七海千秋スクール水着を拝めず凹んでたところに、まさかの白ビキニ!!

 彼女は8人中3番でもあり、すごく、大きいです…。何がとは言いませんが。

 そんなサービスシーンをぶち壊すアナウンス。小泉真昼が死体で発見されます。早期退場するキャラは得てして影が薄いですが、小泉さんは最たる例でしょう。

 目撃証言によって西園寺日寄子が疑われたり、周囲のヘイトを高めていたのもあり九頭龍くんがクロ説も上がりましたが、なんとクロは辺古山ペコ

 彼女の正体は世間を騒がせているシリアルキラー”キラキラちゃん”であり、今回の事件も流儀に則ったもの…なんてことはありませんでした。彼女は幼少の頃、九頭龍組に拾われた身であり、幼いころから九頭龍くんと一緒に過ごしており彼の右腕として存在していました。辺古山に言わせると「自分は冬彦ぼっちゃまの道具」であり、道具として使われること以外に存在価値は無いんだそう。

 そう、道具は意思を持たないため、今回の事件も黒幕は道具を使った張本人である九頭龍くんということになります。彼はトワイライトシンドローム殺人事件をプレイし、そこで自分の妹が屍となっている写真を入手してしまいます。ゲームをプレイしていくと、妹の死に小泉真昼が関係していることが分かり、九頭龍は彼女を呼びだし真相を聞こうとしますが、記憶を奪われているため全く身に覚えがない小泉さんは謝罪を拒否。そこでブチ切れた九頭龍くんのために辺古山が彼女を撲殺…。という流れ。

 投票の結果、辺古山がクロに決まったのですが辺古山は「殺したのは私だが、私を道具として使ったのは冬彦ぼっちゃまだから私がクロなのは不正解だ」と、九頭龍くんを卒業させようとします。しかし、九頭龍自らの否定や、彼女自身の意思で殺害したという結論にもなり、おしおきは辺古山に執行されることに。

 今回のおしおきは見ごたえがありました。無数の軍勢を斬り捨てていく辺古山。後ろから忍び寄る気配が、彼女を失いたくない想いでおしおき現場に駆け付けた九頭龍だと気がつかず、彼を斬り殺してしまう。桂言葉みたく生首を抱える彼女を蹂躙する敵軍勢…。これが映像でのおしおきですが、実は九頭龍は生きていました(笑)敵の斬撃から身を挺して九頭龍を守った辺古山のおかげだとか…泣

 

 あまりしっくりこないチャプターでした。動機が不公平すぎませんか?あれ見て殺意を抱くのって九頭龍だけでは…?あと、罪木蜜柑澪田唯吹、西園寺日寄子もゲーム内に登場こそしますが、事件に関係は無く言及もされないので何の意味があったのか分からない。トワイライトシンドローム殺人事件、まどろっこしい動機の上に、中身もトンチンカンで少々いただけないですね。

 

チャプター3

 ”絶望病”と呼ばれる、真反対の性格になってしまう病気を蔓延させたことが今回の動機。これにより終里赤音は意気地なしに、澪田さんはクソ真面目な性格に、狛枝は嘘吐きになってしまいました。新エリアに病院があったので(九頭龍くんもここで治療を受けていた)三人はそこで入院することに。

 せっかく仲間と打ち解けつつあったというのに、西園寺日寄子は殺されてしまいます。小泉に次ぐレベルで何もしていない澪田も殺されてしまいます。無印でも3章は犠牲者が2人だったような気がします。しかし、犯人は全く予測できません。ダンパ2は全体的に事件が複雑で面白い。

 犯人はまさかの罪木蜜柑。あんな虫も殺せなさそうな彼女が2人も殺してしまったのです。そう、彼女も絶望病に感染していたために今回の事件は起きてしまいました。澪田を計画殺人する過程で西園寺に見つかってしまい、彼女も巻き添えを食らったというわけです。

 

 今までの事件は、動機こそモノクマから提供されつつも、最後の一押しは加害者自身にありましたが、今回は完全にモノクマのせいです。絶望病さえなければ罪木さんは絶対に人殺しなんてしませんでしたから。

 普段はおどおどしていた彼女は、絶望病によってスイッチが入ってしまったのか、まるで別人のようになってしまいます。ここで彼女がのたまいてた「愛」だの「あの人」だのは結局本編クリアした後もよく分からずじまいでしたね。希望のかけらエピソードで回収されるのかしら?超高校級の絶望の名残で、江ノ島を指しているとか?

 

チャプター4

 新エリアの遊園地のアトラクション「ドッキリハウス」を遊ばされた挙句、睡眠ガスを吸わされた日向君たちは、目が覚めると謎の施設の中。食べ物も水もない空間に閉じ込められてしまいました。言わずもがな、出る方法は殺人を起こすこと。直接的にも程があるモノクマの動機でした。どんどん衰弱していき、精神肉体共に追い詰められていく日向君は良かった。

 そうそう、チャプター3で終里赤音はモノクマを倒そうと決闘を挑みますが、手も足も出ずに逆に殺されかけます。弐大猫丸が彼女を庇い、瀕死の重傷を負いますが本来のおしおき対象ではないため治療と言う名のサイボーグ化で一命を取り留めます。まあ、そんなメカ弐大が今回の被害者なんですが(笑)

  ファイナルデッドルームという、どこぞのB級映画のタイトルのような部屋に、調査のために潜入して見事クリアした狛枝凪斗は、自分を含めたクラスメイトの過去についての情報を得ます。なんと日向創は超高校級の才能を持たない、金を積めば入学可能な予備学科の生徒だということが判明。

  なんの希望(=絶望に対抗し得る能力)を持たない人間だとわかった瞬間から、狛枝の日向くんに対する態度は陰険を極めますが、日向くんだけでなく全員に対して見下すようになります。(結論、ただの不貞腐れだったわけですが笑)

  実は、ダンパ2は無印の事件と共通点があります。1章はどちらも刺殺。2章はどちらも猟奇殺人鬼が関わり、3章は被害者が2人です。

  つまり今回は弐大の自殺…だったらどれほど良かったことか。クロは田中眼蛇夢です。流れを打ち破る漢よ…。

  田中眼蛇夢の信条は生きるのを諦めないこと。誰かを犠牲にするくらいならみんなで死ぬことを望んでいた日向くんとは違い、彼はファイナルデッドルームで得た武器や情報を手に弐大殺害計画を立てました。

  しかし、弐大は易々と殺されたわけではなく、実は背後からの田中の襲撃を察知し不意打ちを喰らわずに済みました。本来、ここで逃げていれば弐大は助かっていたけれど、逃亡して殺人事件を起こさないでいたところで待つのは仲間の餓死。機械だから空腹を感じない彼は初めから今回の動機は臆するに値しないものでした。しかし、弐大は自分以外の人間が死ぬことを良しとせず、逃げずに真正面から田中眼蛇夢と対決します。自分が田中を殺すか、田中に殺されるかの状況を作ることで、殺人を起こし仲間を空腹から救おうとしたのです。

  田中の第一の目的は自分が助かる事でしたが、クロだと判明しておしおきされることになっても仲間が助かるならば構わないとも思っているようでした。田中が私利私欲で殺しに来てはいないと見透かした弐大は理由を聞きますが「貴様が憎いから」とあくまでも田中は悪に徹し、そんな彼を弐大は称え、2人は一騎打ち…。

 

  個々の心情が入り交じった名チャプターでしょう。自らのキャラを作っている人間はどこかしらで取り乱したりキャラを見失うことが多い中、最期まで我を貫いた田中眼蛇夢。狛枝と並んで、最高潮のまま逝ったキャラクターだと思います。

  そんな彼のおしおきは全体的に「美化されすぎている」と、調べた感じ賛否が分かれているらしい。おしおきの内容は、スタンピードを前に魔法陣を展開するも呆気なく吹き飛ばされ、破壊神暗黒四天王に微笑みかけながら昇天していく…というもの。

  他のクロとは異なり、仲間の生存を第二の目的に置いていた彼はおしおき間際も堂々としているのも"美化"の要因だと言えるでしょう。まぁ、ダンパらしくないと言われてるだけで、田中眼蛇夢のキャラが壊れずに済んだあのおしおきは、私は大好きです。

 

  はぁ、田中眼蛇夢には死んで欲しくなかった…(/Д`;せっかくソニアさんと良い感じになれてたというのに…。彼の死後破壊神暗黒四天王はソニアの胸ポケで暮らしているだとか。(マジ!?)

 

 

チャプター5

  オクタゴンで事件の真相を80%くらい知った狛枝も、裏切り者の正体だけは掴めずにいました。そこで彼は島中に爆弾を仕掛け、裏切り者が名乗り出なければ明日にジャバウォック島を粉微塵にするとか言い出します。

  島中走り回ったおかげで、日向くん達は第5の島にある工場に設置されている爆弾を発見しますが 、解除方法は裏切り者の指紋認証だと。七海さんが試すも解除はされず、爆弾は起爆してしまいます。ハッタリの爆弾が花火を煌めかせている中、別の工場から音がすると言って入口を開けたら火災が発生 。消火弾を投げ入れても鎮火せず、スプリンクラーが起動するまで工場は燃えに燃え続けました。消化後、工場の奥で四肢拘束され身体中に拷問された痕が残る狛枝凪斗の死体が見つかりました。惨たらしいですが狛枝だったのでガッツポーズが思わず出てしまいますね。

 

     狛枝凪斗を殺した犯人は七海千秋さんです。が、事件は複雑怪奇なので順を追って解説。

     狛枝の身体に傷をつけたのは狛枝自身。工場に火事を起こしたのも狛枝自身。では狛枝の自殺かと言うとそうではなく、致命傷は消火弾の中に予め仕込まれていた、狛枝がオクタゴンから調達した毒なのです。火事を起こしたのも、毒入り消化弾を投げさせるためです。つまり、この事件の犯人は毒入り消火弾を投げた人物になる訳ですが、そんなの日向くん達は知りようがありません。推理不可能な状況を作り出し仲間を抹殺することが狛枝凪斗の目的…だと思われたが、狛枝はちゃんと自分を殺させるターゲットを絞っていました。

  そう、裏切り者です。彼は持ち前の超高校級の幸運を使って、裏切り者に毒入り消火弾を投げさせたのです。そんなのありかや…。

  裏切り者がクロ。しかし学級裁判でクロは突き止められず、クロ(=裏切り者)の以外の死亡。これが狛枝凪斗の本当の目的でした。

 

  そしてそして、七海さんは自らが裏切り者だと自供。モノミと最初からグルだったとも打ち明けます。聞きたいことが山ほどあるけれど、裁判の目的はクロを突き止めること。狛枝の幸運と七海さんの自白を信じて、七海さんをクロに投票し見事に的中します。彼女はモノミと共におしおきされ、チャプター5は終了。なんと推理組を一気に2人も失うことになってしまいました。

 

  公式人気投票トップ3は七海さん狛枝凪斗田中眼蛇夢ですが、全員死にました(笑)  眼蛇夢と七海さんの死には多くのユーザーが絶望したんじゃあないでしょうか??  プレイヤーの精神汚染度は無印を遥かに超えています。

 

 

チャプター6  

   第2の島にある遺跡に入ると、突然ジャバウォック島にいたはずの日向くん達は希望ヶ峰学園にいました。そこで日向くん達の失った過去の記憶や希望ヶ峰学園に起きたことについての情報を集めさせるモノクマ。そんな事しないでさっさと卒業させてれば未来機関の到着も間に合わず、江ノ島アルターエゴも完成されてたと思うんですがねえ。

 

     日向くんらのいるジャバウォック島は仮想空間でした。ゲームの世界だからこそ、ゲームマスターモノクマには超能力じみたパワーがあったわけです。チャプター5終了後、季節がおかしくなったり死んだ仲間が現れだしたのもバグなんでしょう。日向くんの精神崩壊という説もありますが。

     作中に登場する勢力のうち、モノクマはお馴染み"超高校級の絶望"で、目的も前作と変わらず世界を絶望で覆い尽くすことです。対して、モノミや七海さんが所属する未来機関とは超高校級の絶望へのレジスタンスであり、前作のコロシアイ学園生活の生存者6名もメンバーとなっています。なぜゲーム世界に2つの勢力が併存していたのでしょうか?

     実は最初に日向くんらをゲーム世界に誘ったのは未来機関です。何故かと言うと、日向くん達を希望更生するためでした。

 

     日向創ら15名は現実世界で江ノ島盾子の毒牙にかかり、悪の道まっしぐらの超高校級の絶望のメンバーだったのです。希望更生プログラムと言われる計画は、日向くんたちから絶望を除去し、希望を養って貰うことが目的だったのです。冒頭でウサミの言っていた「仲良く暮らしてもらう」は実は大マジメな話だったんですよ。

     ウサミと七海さんは修学旅行の添乗員、もとい監視員で、アバター上の存在なことから現実世界に七海千秋という人間は居ない。彼女に一般常識が欠落していた理由です。そういうデータは組み込まれていなかったんでしょう。

希望更生プログラム?

     前作のコロシアイ学園生活にて江ノ島盾子が死亡したことで、学園内の絶望集団は鎮圧され、日向くんらも苗木誠達に捕獲されます。未来機関上層部は日向くんたちを処分するつもりでしたが、苗木誠はそれを拒否。不二咲アルターエゴによる希望更生プログラムに彼らをかけ、救うことにします。

     日向くんたちをゲーム世界のジャバウォック島に転送。彼らの記憶は希望ヶ峰学園入学当初のもの(絶望時の記憶は無い)→彼らに楽園生活を送ってもらい、希望が高まったところで現実世界にカムバック。現実世界の記憶は、そのまま楽園生活時の記憶が上書きされるので後腐れも無し!

     これが当初の目的だったんですが、ジャバウォック島にモノクマが現れたことで計画は崩れ去ってしまうんです。プログラムのバグとしてやってきたモノクマはウサミからゲーム世界の権限を奪い取り、コロシアイを強要させます。しかも最悪なのは、元々希望更生プログラムには死の概念は存在しないので、ゲーム内で人が死ぬと現実世界の人間も死んでしまうというタチ悪なシステム。現実世界に戻ってきて皆と再会する展開をこのゲームが用意するとでも思った私は愚かでした。

     モノクマの真の目的は、江ノ島盾子の量産です。前述の通りジャバウォック島で死んだ人間は現実世界でも死んでいます。その魂が抜けた器に江ノ島盾子の情報を詰め込むことで江ノ島盾子を大量生産しようとしていたのです。だからコロシアイをさせたんですよ。

     問答無用でモノクマが虐殺すれば良い話だけど、規則が絡んできて云々…。

     さて、こうなってくるともう退路がありません。ジャバウォック島に残留しても何も変わらず、卒業しても超高校級の絶望の手助けをしてしまう。しかし、第3の選択肢を提示しに、苗木誠、霧切響子、そして本物の十神白夜がゲーム世界に登場!あのデブ十神は実は"超高校級の詐欺師"であり、十神白夜とは全くの無関係。戦刃むくろや公園の爆弾、狛枝と同じ、プレイヤーを騙すことが目的のキャラクターでしたとさ。シナリオライターめ…。

     第3の選択肢、それは強制シャットダウンで、ゲーム世界の出来事を全て無かったことにしてしまう緊急時のシステム。これを実行するとゲーム内にいるモノクマ=江ノ島アルターエゴは消え去り、江ノ島盾子量産計画も水泡と化します。しかし、デメリットとして楽園で過ごした日向くんらの記憶も抹消され、現実世界での彼らは元通りの超高校級の絶望の残党であります。

     苗木誠ら未来機関は日向くん達に強制終了を勧めるが、再び絶望に戻る覚悟なんて出来るわけないと江ノ島は高を括ります。追い打ちをかけるように、江ノ島は日向創の真実を話すのでした。

 

     日向創は、予備学科の生徒に一斉蜂起を呼びかけ学園を血の海にした張本人、希望更生プログラムに江ノ島アルターエゴのバグを持ち込んだ張本人であり、この事件の真の黒幕です。

    彼は、希望ヶ峰学園への強い憧れの念を学園側に利用されてしまいます。学園の持つ叡智をフルに活用し、凡人を傑物へと作り替えるという恐ろしい計画は希望ヶ峰学園創設者の名前からとって"カムクライズルプロジェクト"と呼ばれ、日向創はその被験者でした。

      彼は、思考感情記憶感性特性、全てを排除されあらゆる分野の能力を植え付けられた、苗木誠とは違い人為的に作られた"超高校級の希望"だったのです。チャプター0で狛枝と話していた人物が日向創(カムクライズル)です。

     まぁ、そんな非人道的行為で希望が生まれる訳もなく、むしろ江ノ島盾子に付け込まれてカムクライズルは絶望入りしてしまいます。そして、希望更生プログラムに江ノ島アルターエゴを持ち込む計画を企てたという訳です。プログラム内は入学当初の記憶が反映されるので、日向くんは普通の外見ですが、カムクライズルとなった彼は、スーツ姿で赤目で髪が足元にまで届くという全くの別人でした。魔族の浦飯幽助みたい。

     現実世界には"日向創"がもういないことを知った日向くんは絶望のどん底に叩き落とされます。未来機関と九頭龍ら4人が強制シャットダウンを巡って言い争ってる中、1人殻に閉じこもってしまいます。

     このままゲームの世界に永住しようとしていた彼のもとに、七海千秋が現れ、日向くんを叱咤激励します。絶望的な未来が待ってるなら新しい未来を作ってしまえばいい、その言葉を残し彼女は再び消えていきました。それが日向くん覚醒の契機となり、彼は九頭龍、左右田、ソニア、終里の絶望を取り払い、強制シャットダウンをするように呼びかけました。

     江ノ島アルターエゴは強制シャットダウンにより抹消され、日向くん達はお互いに、ジャバウォック島で過ごした日々や仲間を忘れない決意をして、現実世界へと送還されていきました。

 

 

エピローグ

      日向創くん達は現実世界のジャバウォック島で過ごす選択をします。死んでしまった仲間の蘇生を望む毎日を始めたのです。その確率は限りなく低いと言われるが、なんと日向創は、カムクライズルではなく日向創として現実世界に顕在し、七海さんの言うように未来を作ることに成功しています。そんな彼らなら、ひょっとしたら可能性の壁だって打ち破れるかもしれない…。

 

 

個人的に思った、気になった点

     これはダンガンロンパ2であり、無印の続編なんだなあ…と思い知らされました。無印と同じ世界なのは当然なんですが、黒幕も無印と同じ江ノ島盾子で、なんなら苗木誠達もダンパ2の舞台ジャバウォック島に乗り込んできて、「あぁ、日向くんらは結局無印キャラたちの戦いのサブキャラでしかないんだ…」と割とガックリきています。いや、物語の筋は通ってるしむしろ日向くんはグイグイ絡んできてるし、ちゃんと終盤は2のキャラにスポットライトが当てられるし、そこまで気になる人はいないと思うんですが…私は少しダメでした。ちゃんと2のキャラ内で黒幕を用意して欲しかったと切に感じます。2のキャラほぼ全員が無印キャラである江ノ島盾子の手にかかってるオチ、嫌すぎる。最後は日向くんの一枚絵で締められこそするけど、エピローグはもう完全に苗木霧切十神くんらの物語へとすり変わってるし、ダンパ2というより無印の追加コンテンツをクリアしたような気分でした。

     何度も言うけどお話自体は良い出来だし、受け入れることは出来るかの問題です。でも私は無印キャラの息がそこまでかからない、2のキャラクターで独立した物語が見たかったなぁ…。

     それはそれとして、今回は全体的に好きな子が多かったです。前作に多かった「どうでもいい枠」が今作だと1章脱落組ぐらいで、どのキャラクターにもそれなりの愛着がありました。特に田中眼蛇夢は、チャプターが進む事に好きになっていったですね。だからこそ死んだ時は打ちひしがれたんですが。

     生き残り組、どうにも地味メンが揃ってるような気もします(笑)まぁ前作で活躍の場が多かった十神霧切さんが生き残っていたから、今回のメンツはちょっと物足りないように感じたんですかねえ。

     チャプター3と4の動機、完全に禁じ手だろ( ・᷄д・᷅ ) 江ノ島生産計画の母体が必要だから、前作以上に人が死んでほしかったんだなぁと感じますね…。

    主人公には弱くいて欲しい人間なので、随所で苦しむ主人公にはかなり好感を抱きました。苗木誠はハイパーすぎました。同じ声の某パイロットは苦しみまくるというのに。

 

     ダンガンロンパ2の記事は以上となります。熱があるうちにダンガンロンパ0を読まなきゃ、いやいやまずはアイランドモードをクリアしなきゃ、待てよVita版ダンパには無印にもアイランドモードはあるからそっちもやらないと、そのためには無印をもう1周しなきゃ、それならせっかくだしダンパの記事ももうひとつぐらい作るか?続編の絶対絶望少女早く買わなきゃ…ダンガンロンパifも読まんと…。

     頭がおかしくなりそうですが、これも沼コンテンツの一興でしょう。片っ端から侵略してイクゾー(^^♪