葡萄唐草文

好きなゲーム、アニメ、漫画について語ってます。

『BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!』を観に行ったオタクの雑語り

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 元旦という「試されている」かのような日付に公開された劇場版バンドリ『ぽっぴん’どりーむ!』 通称ぽぴどり。

 当初はロゼリアの映画の百倍は楽しみにしていた本作。ぽぴどりなんてタイトルなんだから、アニメ二期、三期では難しかったポピパだけの物語を劇場版という形で目にすることができるのか…と期待に胸を膨らませていました。

 しかし、焦らしに焦らした予告映像に、RASとモルフォニカの姿が。しかもポピパが行くとなっているグアムにまで付いてっているではありませんか。どうやらぽぴどりは三期のOVA的ポジションであると知り、足軽もびっくりなフッ軽さを見せつけたると思っていたはずが、劇場に足を運んだのは公開から三週間後という始末。それだけショックが大きかったんですよ…。

 期待値がストップ安していたとはいえ、ちゃんとスクリーンでバンドリを浴びてきたので、感想や良かった点などを記事にしました。ネタバレ注意です('ω')

 

ちょうちょでも分かるシナリオ紹介

 三期最終回のライブ後の場面から始まります。ポピロゼRASの前に宇咲宙という女性が現れます。「グアムでライブするからお前らも来い」と。

 ロゼリアはFWFがあるので辞退するけど、ポピパとRASは参加を決意。パスポート作りに難儀したり実は香澄は飛行機が苦手だったりとわちゃもちゃしますが無事2バンドはグアムへ到着。

 そこからは無事ではなく、荷物が中々出てこなくてホテル行きバスに乗り遅れたポピパ。自力でホテルへ行こうとしてあちこち迷ってしまいますが、トラブルも旅行の醍醐味、何だかんだ楽しんでいます。

 一方そのころ、RASはホテルでモルフォニカとご対面。実はモルフォニカも招待を受けていたのでした。

 何とかホテルに着いたポピパ。3バンドはライブ前夜の交流会に参加します。「場違いではないか」と不安がる倉田ましろに、ポピパは「走り始めたばかりのキミに」を歌い激励を送る。

 感動する会場ですが、マスキングは一際、号泣。桟橋で涙を流します。しかし、戻る際に水中で怪我をしたかのような描写。さぁどうなってしまう。

 リハーサルでも不調なマスキング。怪我は予想以上に深刻なものでした。沙綾はRASたちに知らせようとしますが、「仲間に迷惑をかけたくない」というマスキングの言葉を受け、ポピパにすら黙ってマスキングを病院に連れていきます。それはまずいでしょ。

 マスキングがいない。沙綾もいない。本番を前にして現場は混乱。二バンドがフルメン揃うまでの時間稼ぎとして、モルフォニカをトップバッターに順番変更。ポピパに勇気づけられた倉田ましろは、プレッシャーを跳ね除けこれを受け入れます。

 モルフォニカのライブは成功。しかしマスキングは来ません。仕方なくドラムは打ち込みでRASはライブを開始します。セトリが最後を迎え、狂犬不在のままライブが終わらんとするその時、レイヤはドラアスの掛け声を観客に煽り、最後の時間稼ぎを試みます。以前、ロックがソロを文化祭で披露したみたいに。

 マスキングは間に合いました。会場のボルテージは既にMAX。5人揃ったことで最強になったRASが演る「DRIVE US CRAZY」は当然のごとく最強。

 トリはポピパ。「Breakthrough!」に「Time Lapse」とアガる曲縛りかと思うようなセトリ。星空の下で送る最後の曲は「ときめきエクスペリエンス!

 

「らっすん’どりーむ!」

 想像以上にポピパの出番が少なかった。さすがに3バンドの中では一番ではあったけど、5:3:2ぐらいの比率で正直「ぽっぴん’どりーむ」はタイトル詐欺かと思いました。

 物語終盤は、怪我して病院へ行ったマスキングがライブに間に合うかどうか…という展開でしたが、ここが一番盛り上がる場面でした。メンバーを気にしつつも、「私たちだけでライブをしているわけではない」とマスキング抜きでライブを断行するチュチュ。マスキングが来ると信じて掛け声をひたすら続けるレイヤなどグッと来るシーンがRASには多く、最後のドラアスなんて劇場の爆音も合わさって鳥肌が止まりませんでした。

 十分に満足の最高のストーリーでした、、それをRASでやってのけたのはどうなんだ…?という話ね。繰り返しますがこの映画のタイトルはぽぴどりです。

 正直な話、ドラアスで完全にぶち上がってしまったので、ポピパのライブに消化試合的な感覚を覚えてしまいました。よわよわな倉田ましろが毅然とトップバッターを引き受ける姿、良し。全員揃ったRASが作り上げるドラアス、良し。じゃあポピパ、ポピパ。ポピパはどうなんだ?と。

 

選曲が素晴らしい

 「金色のプレリュード」はモルフォニカでもかなり好きな部類に入ります。瑠唯さんのヴァイオリンの旋律にはゾワゾワさせられました。

 「UNSTOPPABLE」以上に好きなRASソングはないと思っていましたが、今回「DRIVE US CRAZY」を聴いてそれが揺らぎつつあります。それくらい演出それまでの展開含めて最高のライブだった。

 数ある曲の中から「走り始めたばかりのキミに」が選出されたのは嬉しいとしか言えません。小説版バンドリ産のこの曲が、映画内では倉田ましろへの応援歌という文脈で歌われていたのには感動しちゃったよ。

 

おたえとレイヤをくっつけすぎじゃない?

 主にどの辺が、を羅列していくと重箱の隅を楊枝でほじくる人間になってしまうので細かい記載は省きます。しかし、BBQでRASの席におたえがいるのは流石に訳が分かりません。おたえって結局2期でRASに引っこ抜かれたんだっけ?

 

OPとED、神

 まーじでこれは良かった。OPは映像が三期のぽぴぶい感あったし、OPとしてはこれ以上ないほどテンションが上がる歌詞でさ。

 でもそれ以上にED曲の「星の約束」は歌詞が天才。なんかもうポピパの良いとこガン詰めたような暴力的な殺人ライナー。正直これ一曲で記事一本作れるレベル。エンドロールも背景が宇宙で、「ポピパは宇宙」がオタクの妄言ではなくなりました。

 

まとめ 

 三期の続編、として見るならかなり面白い作品です。ただ「ぽっぴん'どりーむ!」というタイトルを受けて、ポピパ中心の映画だと認識しながら見ると予想と違った作品だと感じるかもしれません。

 確かにポピパが「夢」について話すシーンはありました。しかもかなり本質に関わるような、永遠を感じさせるような。とは言っても我々は全体を見ている訳ですから、RASやモルフォニカがぐいぐい出ているのに「ぽぴどり」なんて言われると、うーん…となってしまったり。

 そんなこと言いつつも、今はまだ貴重な動くモルフォニカが見れる。ウルトラ格好いいRASの迫力満点なライブが見れる。「ぽぴぶい」のような楽しそうなポピパが見れる。OPとEDで中村航先生を感じることができる。などなどセールスポイントはたくさんあります。ガルパをもう殆ど触っていない私でも楽しめた作品を、どうかバンドリが好きな人がたくさん見てくれますように―――。

 

 

 

パレオちゃん、あなた三期ライブ後の打ち上げで真っ先にひなあやに話しかけてましたよね?やっぱりひなあやのこと大好きですよね?????