葡萄唐草文

好きなゲーム、アニメ、漫画について語ってます。

世界樹の迷宮4をクリアした。なおクリア後

 

 まーた新シリーズに手を出してしまいました。3dsのeショップが終了するということで開催された閉店セールにて、3500円のところをなんと1000円で売られていた『世界樹の迷宮4』は、世界樹シリーズでも初心者向けと聞いたので迷わずカゴに放り込んだ次第です。

 あのアトラスが開発したというのもあり難易度はライトゲーマーにはかなり手強いものでしたが、なんとかラスボスを伐採倒してきたので、このゲームをクリアした感想を記事にしていきます。

 

 

 

パーティ構築が面白い!

 職業はスナイパーやメディック、中にはナイトシーカーやルーンマスターといった変わった職業もあり、ゲーム開始と同時に5人をパーティに編成させます。このシステムは「世界樹の迷宮」が影響を受けたとされる「ウィザードリィ」とほぼ同じですが、当然ウィザードリィなんて古のゲームをやったことがない私にとってはかなり新鮮で楽しいシステムでした。

 その気になれば魔法少女のパーティにも、弓兵だけのパーティにも出来る自由度には舌を巻きます。

 

 しかし、最も素晴らしい点は「1クラスにつき4種類のキャラグラフィックから好きなものを選ぶ」 これに尽きます。キャラデザ担当者はラノベ出身のイラストレーターであり、女の子デザインは可愛いのだらけ。自分好みの娘たちで固めたパーティであれば、どれだけ冒険が苦難に満ちていようが乗り越えられることでしょう。

 

 ちなみに私は、最初の五人は敢えて一番”ない”と思ったグラをそれぞれ選びました。このゲームは一定レベルに育った冒険者を引退させることで一回り強くなった冒険者を作ることが出来ると知り、どうせ別れることになる捨て駒は愛着が湧かないようにして、本命キャラは裏ボス打倒に向けた二代目パーティで採用しようという算段でした

 

やりがい=FOE

 迷宮内を闊歩する強大な敵のことであり、ランダムエンカウント制の中でこれだけシンボルエンカウント制である。動く障害物のようなもので、こいつらを上手くかいくぐっていくことが迷宮踏破の条件でもあります。

 

 当然その迷宮の適正レベル程度じゃ手も足も出ないほど強いですが、弱点や攻撃パターンを把握し、ガチガチに対策すれば意外に勝てることも。素材も経験値も美味しいので、挑む価値は十分にあるし、勝てた際の達成感は何にも代え難いです。

 

 歩行パターンを把握しきれなかったり、うっかりミスで遭遇して全滅させられて苛立ちが募っても、レベルが十分上がった頃にふと昔の迷宮に戻ってかつて辛酸を嘗めさせられたFOEフルボッコにできます。とても楽しいゲームです。

 

NPCが良い

 宿屋の女将、ギルド長、クエストカウンターのお姉さん、工房のお嬢ちゃん(可愛い)など様々なNPCが存在する中、私が特にお気に入りのキャラがワールウィンドというおっさん。初めての迷宮で右も左も分からないプレイヤーに、このゲームの根幹ともいえるマッピングについて優しく教えてくれるキャラクター。しかし、親切すぎたり有能すぎたり知りたがりな一面もあったりと、裏に何かあるのは間違いないと思わせるような立ち振る舞いで、プレイヤーは不信感を抱きながらゲームを進めていくことでしょう。

 やはり存在した裏の顔、それは帝国騎士という普段の彼のラフな格好からは想像できないほどの位でした。

彼には忠誠を誓う皇子がいて、彼の行動は全て皇子の計画に基づいたものだったそうな。すべてのパーツが揃ったら、彼は主人公サイドを裏切り帝国へと帰還してしまいました。

 正体を隠していたことより、冒険者スタイルのワールウィンドが割と気に入っていた私は騎士スタイルの彼に大きなショックを受けました。。あの飄々としていたワールウィンドはどこに(´;ω;`)

 彼とは最後まで分かり合えないまま死に別れるのかな~という予感もしましたが、どうやらこのゲームは「誰も不幸にならない」を目指しているようで、ちゃんと和解(?)して、皇子のしていることはやはり間違ってるから一緒に皇子を救おう!という王道の流れに。

 そして無事にラスボスも倒し、皇子も救えてハッピーエンドを迎えます。エンドロールでは、再び冒険者としてひよっこ共に指導をするワールウィンドの姿が…!! 私はこのシーンで泣きそうになりました。

 

クリア後、全てのやる気がなくなる

 前述したように表ボスまでのパーティは名前も含め適当に作り、クリア後は本命キャラだけ、そして攻略情報も解禁してスキルやサブクラスも凝りに凝ったものを選んでいこうと意気込んでいました。

 結局私は表ボスを倒してから一切このゲームを遊んでいません。ある壊れスキルの存在と、どうかしているとしか思えないシステムを知ってしまったからです。

 

 あるスキルの詳細は省きますが、簡単に言うと”それ”は通常攻撃をするだけでレベルに関係なく殆どの敵やボスが解けていくという、今までの苦労は何だったのかと思わざるを得ないもの。

 もう一つ、最大の問題であるシステムとは、QRコードで好きな冒険者を召喚できるというもの。このゲームは自分のとこの冒険者を一人、QRコード化してそれを他機種で読み取れば他機種でその冒険者がノーリスクで使えるという便利すぎるシステムがあるのです。しかも、しかも、クリア後はレベル制限がなし。

 

 ここまでの話をまとめると「壊れスキルを持ったレベルMAXの冒険者QRコードをネットで拾って読み取る」だけで裏ボス以外は完全なヌルゲーと化してしまうらしいんです。シビアな難易度とはなんだったんだよ…。

 「それらを縛ればいい話じゃん」って言うのは簡単だよ? でもちょっとの手間で全ダンジョンが簡単になる方法を知った後で、クリア前みたいに敵の弱点探って、死んで覚えるを繰り返して、地道にお金を稼いで装備を強くしていって…なんて今更出来ると思うか?

 そうまでして正攻法にこだわろうとは思わないし、かといって人の力だけ借りたパーティで楽ちんに攻略もしたくない。「じゃあやめよう」ってなりますよそりゃ。私には山ほどの積みゲー積読があるんだ。

 

まとめ

 終盤に差し掛かるにつれてゲームを理解していき、楽しさが分かっていくゲーム。本来はやり込み要素も盛りだくさんで十分な良ゲーになるはずだったのに、自由度を高めすぎた結果クリア後の楽しみが完全に失せてしまい、個人的には残念な思い出が残るゲームになってしまいました。

 QRコード冒険者召喚は面白いとは思うけど、クリア後でもレベル制限は必要だし、パーティに編成できる人数に縛りをつけないと正直者が馬鹿を見るだけですね。お手軽無敵艦隊が作れると知った今、ゲーム開始から夢見ていたお気に入り女の子パーティでの冒険は文字通り夢物語でしたとさ。

 QRコード冒険者で自軍をレベラゲして裏ボスに挑むのも考えたけど、ただの借り物に頼って長時間作業するのも馬鹿らしい。はぁ。